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東京から南へ約290km、太平洋に浮かぶ緑豊かな離島、八丈島。温暖な気候に恵まれ、珍しい動植物が生息するこの島では『クリーンアイランド構想』を掲げ、島の環境を保全しながら、自然の力を利用した再生可能エネルギー利用を推進しています。

なかでも日本で唯一、離島にある地熱発電所から生み出される電気は島のベース電源として昼夜利用されています。

地熱発電によって作られた電気がベース電源となりうるのは天候や季節に左右されない安定発電が可能なため。現在では地域を支える重要な基幹エネルギーとして、島全体で必要な電力の約1/4が地熱発電で賄われています。

また、地熱発電所から発生する温水は発電所周辺にある『温室団地』に運ばれて冬期の加温に利用、トロピカルフルーツや観葉植物の栽培といった地場産業に活用されています*。
*平成26年4月1日以降、温水の供給を休止しています。

MESSAGE

発電所からの温水で冬期も農業が可能に。 若い人たちも興味を持ってくれています。

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八丈島では温暖な気候を生かして熱帯・亜熱帯の花や観葉植物、食虫植物やパパイヤなどの熱帯果樹類が栽培されています。地熱発電所ができる前は冬期の暖房に灯油を使っていたので光熱費が非常に高く、一時は廃業も考えましたが、現在は発電所からの温水で暖房ができるため光熱費が1/10で済むのでとても助かっています。おかげで若い人たちも農業に興味を持ってくれて、後継者不足の解消にも役立っています。また直売所を設けて地熱栽培の植物や果物を販売することで観光にも貢献していると思います。

(八丈島 農業関係者 菊池義郎さん)