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JOGMECの取り組み地熱発電の普及に向けて、
地質構造調査、調査助成、金融支援、技術開発、情報収集・提供に取り組んでいます。

平成23年の東日本大震災以降の再生可能エネルギーに対する期待の高まりを受けて、平成24年8月に法律が改正され、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(以下、JOGMEC)は、従来からの石油・天然ガス、金属資源分野に石炭と地熱の業務分野が加わり、資源全般をカバーする組織として機能が強化されました。

災害時における石油の供給不足への対処等のための石油の備蓄の確保等に関する法律等の一部を改正する法律

地熱資源開発の支援スキーム

国の長期エネルギー需給見通し(平成27年7月)では、安全性、安定供給、経済効率性及び環境適合に関する政策目標を同時達成するためにバランスの取れた電源構成とする必要がある中で、再生可能エネルギーは各電源の個性に応じた最大限の導入を図ることとしており、特に、地熱発電については、季節や天候に左右されず年間を通じて安定的に発電可能なベースロード電源としての役割を担い、2030年度に現状の3倍に拡大させることが示されています。
環太平洋火山帯に位置するわが国は、世界で第3位の地熱資源ポテンシャルを有しているもののその2%ほどしか発電に利用しておらず、今後の開発余地は大きく、さらに、また、発電後の熱や熱水を多段階(カスケード)に有効活用できることから地域の活性化に資するものとしても大きな期待が寄せられています。

このような情勢の中で、地熱資源開発に取り組む企業が負う開発リスクを低減し開発を促進させるため、地熱資源開発が有する課題に対応した各種の促進策に国として取り組んでおります。
JOGMECとしては、地熱資源開発のそれぞれのステージに対応した支援策として、調査事業費助成金の交付、金融支援として地熱資源探査出資・開発債務保証を行うとともに、本質的な探査・開発リスクを技術面から低減するため、新たな地熱貯留層の探査技術、評価・管理技術や掘削技術の開発といった技術開発に取り組んでいます。
また、これまでアクセスが困難だった地域を含めて空中から広域で行う地熱資源ポテンシャル調査の実施により、新たな候補地点の発掘に資するデータを取得しております。
さらに、地熱資源ポテンシャル調査やこれまでNEDOで実施してきた調査など既往の調査成果の公開や、地熱先進国との情報交換・技術協力体制の構築により得られた情報の提供など、地熱開発に取り組む国内企業等に有益な情報収集・提供を行うとともに、一般の方々を含めた地熱の理解促進活動等にも力を入れています。

JOGMECは、このような幅広い支援策に前向きに取り組むことを通じて、地熱資源開発の促進に貢献していきます。

地熱発電事業化に向けた課題と促進策

課題

1. 資源ビジネス

  • ①見えない地下資源〜当たりはずれのある事業
  • ②初期調査〜探査〜開発まで時間を要する事業
  • ③安定的な発電継続のために、継続的な地下開発投資が必要な事業
  • ④生産物(電力)輸送〜送電線が必要(系統連携)
  • ⑤秩序或る地熱開発に向けた枠組み作り

2. 火山地帯立地

  • ①自然公園内立地〜自然との共生
  • ②温泉近傍立地〜地域との共生
促進策
  • ①固定価格買取制度
  • ②初期調査支援(助成金)
  • ③探査支援(出資)
  • ④開発建設支援(債務保証)
  • ⑤広域調査、技術開発
  • ⑥環境アセスメント調査早期実施事業
  • ⑦自然公園法規制緩和
  • ⑧理解促進に向けた情報提供
  • ⑨地熱開発理解促進関連事業支援補助金

JOGMEC実施支援活動:促進策②,③,④,⑤,⑧