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報告会

特別授業「地域の中の地熱発電」 岩手県八幡平市 開催報告

1.開催日時
平成30年9月27日(木)13時40分~15時30分 八幡平市立西根第一中学校
2.場所
八幡平市立西根第一中学校 会議室
3.参加者
西根第一中学校2年生 29名
4.主催
JOGMEC、八幡平市、日本地熱協会
5.開催目的
 本特別授業の実施により、地熱発電を生徒やその父兄などに認知・理解いただくとともに地方を主体とした報道メディアに注目されるイベントとすることを通じて、次世代を担う子どもたちに、地域の宝である地熱資源について考えるきっかけをつくるとともに、地域産業の紹介やエネルギー教育を目的とする。
6.開催結果

 9月27日、岩手県の八幡平市立西根第一中学校2年生(29名)の生徒を対象に、特別授業「地域の中の地熱発電」を開催いたしました。
 当日は、当機構地熱部、佐伯担当審議役が「地球のエネルギーを上手に使おう」をテーマとして講義を行いました。手回し発電で全員に発電量と回す力の関係を体感してもらう実技や圧力鍋から噴出させた蒸気で模型の発電機を回し街に点灯させる実験も含めて、わかりやすく地熱発電の仕組み、特徴、八幡平の地熱ポテンシャル等について解説しました。次に、八幡平市内で地熱関係の事業に携わる3名の実務者から講話してもらいました。東北自然エネルギー(株)石羽根氏は「地域の中の地熱発電(松川地熱発電所)」と題し、日本で初めての地熱発電所である「松川地熱発電所」の建設のきっかけや完成までの道のりなどについて説明しました。岩手地熱(株)牧原設備部長は「松尾八幡平地域における地熱開発」と題し、平成31年1月営業運転開始予定の松尾八幡平地熱発電所の概要について説明しました。最後に企業組合八幡平地熱活用プロジェクト船橋代表理事は「引退馬と人との新たな仕組みづくり」と題し、昔から馬と密接な関係にあった八幡平で地熱を活用した「馬ふん堆肥」作りとそれを利用したマッシュルーム栽培などのプロジェクトを分かりやすく説明していただきました。
 アンケートでは「地熱発電が世界で4番目に出来てすごいと思った。物を使った実験は本格的でとても分かりやすかった。また、話を聞きたいです。」や「地熱エネルギーへの理解が深まった。CO2が出ないのと、色々なことに活用できるのがびっくりしたし、すごいと思った。数少なく八幡平市にあるのは誇らしいけど、もっと増えてほしいと思った。」などの他、地熱発電のしくみを初めて知ったことへの喜びや地熱発電と地域活性化への期待感が汲み取られる感想をいただきました。
 今回のテーマ「地域の中の地熱発電」を実感できる内容だったと考えています。

八幡平市立西根第一中学校アンケート結果のグラフ

八幡平市立西根第一中学校の受講者の様子