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報告会

平成30年度地熱資源開発研修(第3回)開催報告

1.研修期間
平成30年12月3日(月)~平成30年12月21日(金)
2.場所
秋田県鹿角郡小坂町 国際資源大学校
3.受講者数
44名
4.研修概要
 先の東日本大震災を経験した我が国においては、再生可能エネルギーに対する関心が高まり、地熱資源の開発推進に向けた動きが活発化してきています。一方、地熱分野を扱う大学や地熱開発を体系的に学ぶことができる研修等の機会は多くなく、地熱開発事業者等からは、今後の地熱開発を担う若手技術者等を養成するための研修等の実施を要望する声が高まっているところです。
 そこで、JOGMECでは、地熱開発に必要な実践的な知識の取得、熟練技術者からの技術の継承、若手技術者のネットワーク形成等を目的とする「平成30年度地熱資源開発研修」を開催しました。なお、本研修は、平成28年度以降毎年度実施しています。
5.研修詳細
 大学、地熱開発事業者等から招いた講師31名により、講義が行われました。更に、尾去沢鉱山、松尾八幡平地域及び大沼地熱発電所の見学も行いました。

【講義の分野】
 地質、地化学、物理探査、検層、掘削、貯留層工学、温泉科学、環境影響、地上設備、発電設備、経済性評価等の地熱開発に関する分野。

【研修受講者によるグループワークなど】
 本研修においては、講義等のほか、研修受講者間で、自由に、地熱資源開発に関する課題を抽出し、その解決策等を議論し、提案等を発表・質疑応答をするグループワークを行いました。具体的には、「2030年に地熱発電を150万kw達成のためには」等の課題に対して、毎日、講義後に議論を進め、最終日(12月21日)には、講師やJOGMEC地熱部長、国際資源開発大学校長をコメンテーターとする発表会を行いました。
 発表会の進行は、研修受講者が、地熱資源開発推進のための施策、各種リスクとその低減策の提案等を発表し、他の受講者と議論を行い、それにコメンテーターが意見、感想等を述べるものであり、本研修を締めくくる充実したメニューになりました。
6.受講生の感想

・地熱資源開発に係る第一線の講師から、幅広く学ぶことができた。講義内容は、対応している案件の参考になるものだった。

・企業の枠を超えた視点を持つことができた。同業他社の者と率直に話し合う時間が持てた。受講生との情報共有や交流で得たものを今後の業務にも活かしていきたい。

平成30年度地熱資源開発研修(第3回)開催報告の様子

(参考)国際資源大学校は、鉱物資源等に関する人材育成、調査研究等を行う一般財団法人国際資源開発研修センター(本研修の運営に係る業務委託先)の一部門として人材育成事業を行っている。国際資源大学校がある小坂町は、明治末期には、小坂鉱山の発展により秋田県下で第二の都市であった。十和田湖等の美しい自然に包まれ、現在も、鉱山の歴史に彩られた近代化産業遺産の建物群が残されている。