「平成30年度 地熱井掘削監督者養成講座」開催報告
1.開催日時
2018年12月17日(月) 9時00分~18時20分
2.場所
虎ノ門ツインビルディング 地下大会議室
3.参加者
99名(57事業者)
4.概要
国の長期エネルギー需給見通しでは、地熱発電がベースロード電源としての役割を担い、2030年に現状の3倍の発電量に増大することを目標としており、この目標に向けて地熱開発は今後さらに促進されていくことが予想されます。一方で、掘削業界だけでなく、発注者側である地熱開発事業者の中でも掘削現場を管理する監督者の人材不足に直面しており、地熱井掘削監督者を養成することは喫緊の課題となっています。 そこでJOGMECでは、石油開発や地熱開発の掘削工事管理者を講師としてお招きして講座を開催することで、地熱井掘削監督者として必要な技能を養成し、地熱開発の促進に寄与するために「平成30年度地熱井掘削監督者養成講座」を開催しました。
5.講師
内田 友申JOGMEC副理事長
島田 邦明帝石削井工業株式会社 顧問
武村 貢エスケイエンジニアリング株式会社 代表取締役社長
藤貫 秀宣日鉄鉱コンサルタント株式会社 常務取締役
阿部 剛株式会社ベッツ 代表取締役
6.講座内容


7.受講者の声
- 地熱掘削の最前線の情報を共有することができ、有意義だった。
- たくさんの図や写真を使った説明は理解しやすかった。
- 事業者側の方々のみではなく、掘削会社の人も多く来場されており掘削監督者の必要な知見が事業者側だけ知れば良いわけではないと考えられると感じた。今後も引き続き実施して欲しいです。
- 石油掘削と地熱井掘削の違いが理解しやすく良かった。
- 基本的な内容から、やや発展的な事柄まで講義していただいてありがとうございました。
ほか、多数のご意見をいただきました。
8.アンケート結果
9.今後の開催
今回は保安に関する講座を追加設定させていただきました。
多くの受講者より、非常に参考になったとのお声を頂き、誠に感謝いたしております。
また今回講座に出席できなかった方や次回開催への期待などの声を頂き、私共JOGMECは、地熱資源開発の推進を図るべく、講習会内容のさらなる充実を図り、皆様のご要望に沿った講座を開催して参りたいと思います。