「令和6年度 地方自治体地熱研究会」開催報告

1.開催日

2024(令和6)年7月10日(水)~7月11日(木)

2.場所

北海道弟子屈町

3.研究会参加自治体数

34自治体(43名)

4.目的

・地熱行政に対する理解促進
・地熱開発に関する最新情報の提供
・地熱資源を活用した各種施設等の見学
・専門家等との意見交換
・自治体間のネットワーク形成

5.開催概要

JOGMECは令和2年度から、地熱資源開発に関心を持つ地方自治体担当者の参加を募り、「地方自治体地熱研究会」を毎年開催しています。
令和6年度は、町主導で地熱資源開発を推進し、地熱の二次利用も盛んな北海道・弟子屈町で開催され、これまでで最も多くの自治体担当者が集まりました。

研究会1日目(座学)
・ホストタウン弟子屈町の地熱発電資源量調査と地熱の二次利用
・JOGMECの地方自治体支援メニュー
・地熱発電導入拡大に向けた経済産業省 資源エネルギー庁の取組
・函館市における地熱利用の現状
・石油資源開発株式会社(JAPEX)の各種事業
・オリエンタルランド弟子屈農園の地熱を利用した温室栽培
・掘削技術専門学校「ジオパワー学園」について
・各自治体の地熱開発に係る現状や課題を共有するグループワーク、意見交換会

研究会2日目(見学会)
・湯沼-アトサヌプリ地域 地熱発電資源量調査現場
・株式会社オリエンタルランド弟子屈農園(イチゴ栽培)
・ファーム・ピープル株式会社(マンゴー農園)
・掘削技術専門学校「学校法人ジオパワー学園」 など

6.参加者の感想(アンケートの回答より一部抜粋)

・各自治体の地熱開発に係る現状と取り組みの他、企業やJOGMECの活動についても知ることができ、大変参考になった
・他の自治体の方々と実際に顔を合わせ意見交換ができたことで、貴重な「つながり」ができた
・大規模地熱開発や地熱を活用した果樹栽培等の現場を見学する機会はなかなかなく、今後もできうる限り参加したいと感じた

など、多くの参加者から好評価をいただきました。

JOGMECは、我が国の地熱資源開発を推進するため、引き続き地方自治体との連携を強化しながら、各種理解促進活動、支援活動を展開してまいります。

7.研究会の様子

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