「高校生向け地熱講義」@岩手県立平舘高等学校 開催報告

2024年11月29日

1.開催日時

2024(令和6)年10月31日(木) 13時30分~15時30分

2.場所

岩手県立平舘高等学校(岩手県八幡平市平舘第25地割25-6)視聴覚室

3.主催

JOGMEC(岩手県八幡平市主催「高校生地熱探検隊2024」内にて実施)

4.参加者

2年生32名

5.開催背景・目的

機構の地熱部門では、2017(平成29)年度より地熱資源開発理解促進活動の一環として、主に小中学生を対象に「地熱特別授業」を実施してきた。しかし現下の地熱事業従事者の不足状況や、再生可能エネルギーに関する盛り上がりを踏まえて、従来の取組をより広範囲に広げ、進路選択を目前に控えた高校生を対象に、2022(令和4)年度より「高校生向け地熱講義」の実施を開始したところである。
今般、機構が定める「地熱モデル地区」の1つである岩手県八幡平市内の高校生を対象に、地域に特有の地熱資源に対してより深い理解を醸成するため、地熱発電、地熱資源量調査、地熱と地域との共生を中心とした講義及びグループワークを実施した。

6.講義概要

以下のテーマについて、地熱事業部から講義を実施した。
(1)機構の概要
(2)地熱発電と地熱資源開発
(3)地熱資源開発の進め方
(4)地熱資源開発理解促進活動
(5)グループワーク(テーマ:「地熱発電を更に普及させるためには?」)

7.事後コメントシートより(原文ママ・抜粋)

・グループワークでいろいろな考えを知ることができたのでよかったです。
・世界から見ても資源量と設備容量がトップクラスだと初めて知った。地熱発電について詳しく知ることができて良かった。
・地熱などの普段知らないことをたくさん知ることができてよかった。
・地熱が発電だけをするのではなく、他のことにもつかうことが重要だと思った。
・グループの人たちの意見や他のグループの意見を聞く事で、自分とは違う意見や考え方があるなと思ったし、今日の見学、講義の内容を振り返り、復習などもすることができて良かった。楽しく、分かりやすく、講義・グループワークなどすることができ、少しでも地域について学ぶ事ができたので良かった。
・地熱発電は一つ一つの作業がとても大変な事や、それにおいて、必要に許認可や同意が必要だと分かりました。
・地熱発電所の知らなかった、農業や配湯などの活用法があることを初めて知りました。グループワークでメンバーの意見をまとめて具体化するのが難しかったです。課題が多い中魅力を発信したり、イベントを行うことでよりよい町づくりになるのだと思った。

8.写真

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