特別授業「地熱の熱を電気に変える 地熱発電」 北海道弟子屈町立川湯小学校・川湯中学校 開催報告
1.開催日時
2024(令和6)年11月19日(火)
・川湯小学校 10時25分~11時10分
・川湯中学校 13時25分~14時15分
2.場所
北海道弟子屈町立川湯小学校 及び 同町立川湯中学校
3.参加者
・川湯小学校は3校の合同開催20名(川湯小学校12名、美留和小学校7名、和琴小学校1名)
・川湯中学校12名(3年生1名、 2年生11名)
4.主催
JOGMEC・日本地熱協会
5.開催目的
今回の特別授業は、次世代を担う子どもたちに地熱発電の学習を通じて、地域の恵みを生かした産業やその歴史等について考えるきっかけを作ることを目的に開催するものです。
6.開催結果
授業では、JOGMECの地熱技術部 天藤寛子から「地球の熱を電気に変える!!地熱発電」の講義を行い、地熱発電の原理について説明を行いました。
また地熱発電体験模型を使用して圧力鍋から噴出させた蒸気で発電した電気で街に照明をつける等、地熱発電の仕組みを実演しました。加えて児童には手回し発電機を用いて発電量と回す力の関係を実感してもらいました。
講義後は理解度クイズやアンケート調査を行い、本講義の理解度を確認いたしました。
JOGMECでは今回の結果を踏まえつつ、今後も地熱発電の理解促進事業を継続してまいります。
7.授業後の主な感想や意見
(川湯小学校)
主な感想
・地熱ぞめというものに興味を持ちました。もっと地熱でできることを知りたいです。弟子屈のはってんにつなげられるといいです。
・手回しで電気をつくれるのがすごかった。
・手回し発電機をしたとき電気の量を増やした時重くなったのがすごかった。
・発電のしかたをしらなかったから今日しれてよかったです。
・地熱発電のじっけんがすごかったです
(川湯中学校)
主な感想
・今まで地熱発電について詳しく調べたり学習したりしたことはなかったけど、今回の授業をとおして地熱発電のすごさやどのようにやるのかを学ぶことができた。弟子屈町でも地熱発電ができるのがびっくりした。
・(地熱発電は日本の電力需要の約0.2%をまかっており)0.2%は小さく見えるけど、それでも 66 万軒の家の電気をまかなえるし、今後発電量が多くなると考えたら、期待できると思った。
・地熱発電が何なのかはうっすら知っていたけど具体的にどんなものかとかどのように発電できるのかは知らなかったから知れてよかった。
8.写真
