地球の内部構造と地熱発電

地球は核、マントル、地殻の3層構造になっています。地球の中心部の温度は5,000℃以上、高温の鉄の固まりと言われています。

地球の内部構造

この熱によって溶けたマントルの岩石が、高温の液体「マグマ」となって、地表まで達すると噴火が起こり、火山が形成されます。火山の下には、浅部でも高温の「マグマ溜まり」があり、およそ1,000℃もの高温で周囲の岩石や水を熱し、「地熱貯留層」を形成することがあります。地熱発電は、この地熱貯留層の地熱流体(蒸気と熱水)を使います。

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