世界の地熱発電
資源量と設備容量で見る 世界の地熱発電
各国の地熱資源量を見ると、世界最大規模の地熱地帯(ザ・ガイザーズ地熱地帯)をもつアメリカが第1位(3,000万kW)、多くの火山島からなるインドネシアが第2位(2,800万kW)、次いで日本 は世界第3位( 2,300万kW)に位置しており、世界有数の地熱資源国と言えます。
発電設備容量で見ると、近年では、インドネシア、ニュージーランド、アイスランド、トルコ、ケニアにおける地熱開発の伸びが著しく、日本は2015年にケニアに抜かれて世界第10位まで後退しています。
豊富な地熱資源に恵まれた日本だけに、さらなる地熱開発が期待されます。
世界各国の主な地熱資源量
順位 | 国名 | 資源量 (万kW) |
---|---|---|
1 | アメリカ | 3,000 |
2 | インドネシア | 2,779 |
3 | 日本 | 2,347 |
4 | ケニア | 700 |
5 | フィリピン | 600 |
6 | メキシコ | 600 |
7 | アイスランド | 580 |
8 | ニュージーランド | 365 |
9 | イタリア | 327 |
10 | ペルー | 300 |
※1万kW=10MW ※1MW=1,000kW
出典:資源エネルギー庁(総合資源エネルギー調査会資料
2016年6月)をもとに作成
地熱発電設備容量の変化
一般財団法人新エネルギー財団(NEF)のパンフレットをもとに、世界の地熱発電所を紹介します。