イタリア
NEFのパンフレットをもとに作成しております。
イタリアは地熱発電発祥の地です。地熱発電所は、トスカーナ地方の周辺に集中しており、ラルデレロ、トラヴァーレ・ラディコンドリ、モンテ・アミアタ、ラテラの4地域に大きく分類されます。

地域名 | ユニット数 | 設備容量(MW) |
---|---|---|
ラルデレロ | 36 | 547 |
ラディコンドリ | 9 | 90 |
モンテ・アミアタ | 10 | 112 |
ラテラ | 4 | 40 |
計 | 59 | 789 |
ラルデレロ

世界の地熱発電発祥の地です。ボマランチェ、カステルヌオボ、モンテロトンド、モンテヴェルディなど二十数基の地熱発電所が運転されています。過熱蒸気による蒸気卓越型の貯留層をもち、1979年から貯留層の枯渇防止のために地表の水を還元しています。
出力 | 運転開始年 |
---|---|
60MWx3基 | 1991-95 |
20MWx11基 | 1985-98 |
15MWx3基 | 1969-75 |
12MWx6基 | 1946-60 |
8MWx3基 | 1981-83 |
6.5MWx1基 | 1960 |
モンテ・アミアタ

地熱発電所から排出される熱水は、熱交換器を通して大規模な温室に利用されています。
出力 | 運転開始年 |
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20MWx5基 | 1987-98 |
8MWx1基 | 1969 |