ニュージーランド

NEFのパンフレットをもとに作成しております。

ニュージーランドは、イタリアに次いで世界史上2番目に地熱発電を行った国です。地熱発電所は、ワイラケイ、オハキ、マクラクラン、モカイが北島のプレンティ湾からタウポ湖に延びるタウポ火山帯に沿う地熱地帯に集中しています。

ニュージーランド/NEW ZEALAND
地域名 ユニット数 設備容量(MW)
オハキ 4 114
ワイラケイ 13 162
マクラクラン 1 55
モカイ 7 55
その他 10 50
35 436

オハキ

オハキ

タウポ火山帯によって熱せられた熱水卓越型貯留層が発達しています。この発電所は、巨大な自然通風式の冷却塔が象徴的です。ニュージーランドで初めて熱水の地下還元を行いました。

出力 運転開始年
46MWx2基 1988
11MWx2基 1990

ワイラケイ

ワイラケイ

イタリアのラルデレロに次いで史上2番目に建設された地熱発電所で、世界初の熱水型地熱発電所でもあります。復水器用の冷却水をワイカト川から採り、地熱水もこの川に放流しています。

出力 運転開始年
30MWx3基 1962,63
11.2MWx6基 1959,60
5MWx1基 1958

マクラクラン

マクラクラン

ワイラケイのすぐ近くにありますが、過熱蒸気型の地熱発電所です。ニュージーランドで初めて民間によって開発・運営された発電所で、環境との調和に配慮されています。

出力 運転開始年
55MWx1基 1996

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