大沼地熱発電所

三菱マテリアル(株)のパンフレットをもとに作成しております。

大沼(おおぬま)地熱発電所(出力9,500kW)は、昭和49年6月に運転を開始しました。東北では2番目。全国では3番目に完成しました。
 

大沼(おおぬま)地熱発電所
名称 大沼(おおぬま)地熱発電所
所在地 秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林内
認可出力 9,500kW(設備容量10,000kW)
蒸気部門
発電部門
三菱マテリアル株式会社
運転開始 1号機:昭和49年6月17日
発電方式 シングルフラッシュ

開発の経緯

昭和40年 八幡平地区基礎調査開始。
昭和43年 蒸気井の掘削開始。
昭和45年 発電所建設着工。
昭和48年 試験送電開始。
昭和49年 営業運転開始(出力6,000kW)。
昭和61年 出力9,500kWに変更。

基地の配置

敷地面積:27,503平方メートル、主蒸気輸送管延長:880m

設備の概要

大沼地熱発電所では、生産井から噴出した流体を各生産基地に設置した気水分離器で蒸気と熱水に分離し、蒸気は発電所へ、熱水は還元基地に導きます。

生産基地
蒸気輸送管
タービン・発電機

シングルフラッシュ方式

蒸気輸送管を通って発電所へ導かれた蒸気は、タービン・発電機を駆動して発電します(シングルフラッシュ方式)。

シングルフラッシュ方式

役目を果たした蒸気は復水器で凝縮され、冷却塔でさらに冷やされた後、再び復水器に送られて冷却水として再利用されます。

発電所全景

地熱の構造

大沼地域の地熱構造

大沼地域の地熱構造

大沼地域は、南北に延びる花輪沈降帯と東西系の八幡平-焼山火山列とが組み合わさった構造の北部に位置しています。八幡平については有史の火山活動は記録されていないが、焼山については大同2年(807年)以来1957年までに9回の火山活動が記録されています。高温の地熱流体は、この八幡平-焼山の火山活動と密接に関係して形成され、発電所の南方地域下深所から割れ目を満たし、流動していると考えられます。

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