調査 Q&A

空中物理探査を実施する目的は何ですか。

わが国には地熱資源の賦存が見込まれながら、未だ調査の不十分な地域が数多く存在しています。

これらの地域を対象に、初期段階の調査として、空中物理探査を行うことにより、広域の地質構造を把握し、新たな視点による地熱有望地域の絞り込みやポテンシャル評価等に広く活用していただくため、国土情報としてのデータを取得しています。

なお、調査によって取得したデータと既存のデータや論文等と併せて総合的に解釈することで、地熱資源の潜在力の評価ができ、新たな有望地の抽出が可能となると期待しております。

空中物理探査の実施地域の選定方法について説明してください。

わが国には地熱資源の賦存が見込まれながら、未だ調査の不十分な地域が数多く存在しています。これらの地域を対象に、国(経済産業省)や関係自治体等と協議の上、地熱資源の賦存が期待され、調査実施の余地・可能性が認められる地域を選定したします。

調査結果の公開はどのようにしていますか。結果を入手する方法について教えてください。

調査結果がまとまり次第、既に公開済みの過年度の調査結果に加えて、当ウェブサイトに掲載します。

また、調査結果のデータ等は、提供条件(本邦の地熱資源開発の促進に資すると認められる本邦法人等)を満たしている方が申請いただければ、無償で随時提供しておりますので、どうぞよろしくご活用ください。

なお、提供条件や申請方法等の詳細につきましては、併せて当ウェブサイト上に掲載しております。

JOGMECの調査が終了したら、すぐ地熱開発(発電所の建設等)を行うのですか。

当調査結果がすぐに地熱開発に結び付くことはありません。

当調査は、広い範囲の大よその地下構造の把握を目的としている、あくまでも初期段階の調査です。

当調査で分かることは最大で地表下数百m位までの地下の情報です。

これに対し、地熱開発の対象となる貯留層の深さは、一般的に地下1,000〜2,000mと非常に深い領域となっています。よって、地熱開発を行うためには、有望地を更に絞り込むとともに地下深部の詳細な情報を取得するための、より高次な段階の詳細調査を実施した上で、最終的に開発地点を選定していく手順が別途必要となります。

地下深部の情報が得られないのに、なぜ、空中物理探査を行うのですか。

地下深部の情報を得る詳細調査は、大変費用と労力を必要とします。当調査は、広い範囲(数100Km2〜1,000Km2)の浅い地質構造の把握をすることにより、開発検討事業者等が次段階で実施する、地下深部の情報を得る詳細調査の有望地を、より効率的に絞り込むことに活用していただくための材料(基礎的なデータ)として取得する、あくまでも初期的段階の調査です。なお、空中物理探査は、地表で測定を実施する物理探査に比べ、格段に広い範囲や計測機器の運搬が困難な山岳地帯等の情報も含め、短期間で効率的にデータを取得することができる大きな利点があります。

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